ワーキングマザーのサバイブ日記 in Tokyo

都内の日系企業で働く限界ワーママが、二児の育児と仕事について日々感じたことを発信するブログ。自分の体験が誰かの役に立ちますように!

リモート勤務になってからフルタイムに戻すママ友が増えている

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コロナを機にリモート勤務を推進する企業が増えてからもう2年になろうとしていますが、

私の周りのワーキングマザーは、これを機に時短勤務からフルタイム勤務に戻す人が増えています。

 

これまで往復の通勤に1時間や2時間とられていた分を業務に当てられると言うのは非常に大きく、

女性の場合、オフィスに行くための身支度に更に30分程かかることもザラなので、

そこをカットできれば純粋に業務にあてられる時間を捻出することができます。

起きて10分でZoom会議してる今の生活が信じられないです。。

 

個人的には、仕事用の洋服のメンテナンスから解放されたのは大きい!

あとストッキングを履かなくて良くなったのも嬉しかったです。

こういうのって毎日のチリツモなので、長期的に考えるとすごく大きな違いですよね。

 

「小学校低学年までは時短勤務にしようと思ってたけど、リモートだったら意外と今すぐフルタイムいける…?」

と思いフルタイムに切り替えた知り合いがちらほら。

 

昼休みにキッチンで夕食の準備をすることができたり、

夕方に一旦仕事を切り上げてお迎えに行き、

残りの業務を夜子供が寝てから取り掛かったりと、

多様な働き方が徐々に広まっているように思います。

 

唯一の難点は、リモート勤務に慣れてしまうと

リモート前提で一日の働き方を組んでしまうので、

今の業務ペースを保ちつつ出勤を伴う生活に戻しにくいことでしょうか…

 

ワーキングマザーに限らずリモートの方が残業が増える傾向にあるようで、

帰りの電車に乗る必要もなく、遅くまで業務に取り組めるし無理がきくので業務時間が長くなりがちです。

(これって企業側にとってみると、残業が増えてデメリットですよね…)

 

最近の転職市場もリモートを積極的に取り入れている企業が人気だと聞きますが、

このトレンドはこれからも続くのではないかと感じます。

幼児教室・プリスクールは素敵なところだった

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職場の話が続いたので、育児の話も…

子供が1歳になる少し前くらいから、いわゆる幼児教室に通わせていました。

 

私の周りではベビーパーク、MYGYMあたりが人気でしたが

最近はお勉強色が強いいわゆる「お受験」向けの教室と、

もっと緩やかに乳幼児期の育児を母親が楽しめるようなカリキュラムの教室で

棲み分けがされているように思います。

躾を学ばせるために小学校受験に特化した塾に通わせている知人もいましたし、

目的は人それぞれなのかなと。

 

「幼児教室は親の自己満」という意見もありますが、

初めての育児で、右も左も分からず藁にもすがりたいのが母親0年生の頃。

 

個人的には、母親が満たされた気持ちで毎日を過ごすことができれば、

それだけでも行く価値はあるのではないかと思います。

子供自身は、幼少期の記憶はほとんどないですもんね、、、

 

育児に正解はないのですが、

先人の知恵を学ぶことができ、子どもが目を輝かせて

新しい刺激を受ける姿を見ることができる幼児教室は、

私にとっては癒しの場でした。

 

ママ友ができたり、子どもたちをプレイグラウンドで遊ばせたり、

レッスンの合間にベビーカーでショッピングしたり…

 

私は日本の幼児教室もプリスクールも両方経験したのですが、

乳児期を本当に幸せな満たされた気持ちで過ごすことができたので、

幼児教室での日々は良い思い出です。

 

 

育児と仕事をどうやって両立するか④~職場復帰は茨の道?~

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「子供は3歳まで母親が育てる」という3歳児神話が

現代においてどのくらい現実味を帯びているかは分かりませんが、

ワーキングマザーの方はおおむね1年弱~長くて2年くらいの育休を経て

職場復帰される方が多いのではないでしょうか。

 

周りでは子を産んで(産み落とすと自虐的に言う人もいるくらい)すぐ、

もしくは3~4か月程度で復帰したという猛者もいますが、

だいたい会社勤めで制度が整っている職場だと

1年程度が平均的かなという印象です。

 

育休明けの職場復帰、

「楽勝だったよー」とか「思ったほど大変じゃなかった」

というケースもあると思いますが、

自分が抜けて回っている組織に、もう一度椅子を取り戻しにいくのは

並大抵のことじゃないのだと私は日々実感していました。

振り返って、こういう心構えがあればもっと良かったという点について

以下に記載するので、参考になれば幸いです。

 

 

①チームの信頼をイチから得る努力をする

産後はチームメンバーも入れ替わっていたり、

上司が変わっているケースもあるため、

産休前にバリバリ働いていた人でも周りからの信頼を得るために

人間関係を構築し直して、コツコツとコミュニケーションしていく必要があります。

 

自分がどのようにチームに貢献できるのか、

(どこまでできるのか、どんなことは無理なのか)

できれば復帰前に自分のスタンスを決めて、

周りに伝えていくことで認識に齟齬が産まれず、

業務もスムーズに進めることができるのではないでしょうか。

 

②時短勤務は社内ではマイノリティであることを自覚する

時短勤務についてはいろいろ言われますが、

やはり社内ではマイノリティに属するため、

色んな場面で色眼鏡で見られやすいというリスクは孕んでいます。

 

これが分かっているから、最初から時短をとらない方もいると思いますが、

勤務時間に制限があるとアサインできる量が減るのは勿論、

上司は気を遣わざるを得ないので、

目に見えないストレスを相手に与えてしまっている可能性もあります。

 

自分が

「これやりたいです」

と言っても

「お子さんまだ小さいよね?無理しなくていいんだよ」

というやり取りになってしまう……

 

よく聞く話だと思いますが、

小さい子を持つ母親に体力的精神的に負荷をかけて潰してしまうと

マネジメントの責任も問われかねないため、

ある意味腫れ物扱いになってしまうケースもあり得ます。

(私の職場では、ままある光景でした…)

 

③キャリアに関する展望を、しっかり言語化する

言葉にしないと伝わらない、

周囲に自分のことを分かってもらうためには、

スタンスを明確にして繰り返し伝えていく必要があります。

長期的な社内ポジションをどうやって得るかということにも繋がりますが、

自分の希望をもっと突き詰めて言語化した方が良かったのだと、

今振り返って思います。

 

「今は子供が小さいからこういった制限があるけど、この課題を解決したら将来的にはこうなりたい」

とか

「そのために今こんな努力をしている」

「目標に向けてこんな経験をしたい」

と、

主体的にキャリアをデザインする意識を

もっと持たなければならなかったと反省しているので、

このブログを読んでくださっている方には

私の経験を反面教師にして理想に近いキャリアを獲得して欲しいです。

 

職場復帰して数年が経ちますが、

いまだに私は自分の立ち位置について悩んでいるので、

子どもの成長を見守りながら、

自分の心境の変化も観察していきたいと思います。

 

育児と仕事をどうやって両立するか③~育休中にやっておけば良かったこと~

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これは完全に反省期になるのですが、

ワーママにとって育休中というのは非常に貴重な自由時間で、

工夫すればもっと有効活用できたかも…と振り返って思います。

いろんな方の体験談を読んで、

0歳の育休中の間に子どもを認証保育園(親が仕事をしていなくてもOK)に預けて、

ガッツリ難関資格の勉強をし、復職の頃には合格…

という凄い例もあり驚きました。

 

育休中に私がやっていたことといえば以下で、

・授乳、離乳食作り

・安全な部屋のレイアウト作り

・子供の写真を撮りまくる

・育児本を読む

・習い事、学校などのリサーチと見学

 

超フツウ!!

の育児にどっぷり浸かっている母親でした。

初めての出産ということもあり、全身全霊で育児に捧げており、

良い思い出なので後悔はしていませんが、

ブログを書いたりHP作成などのアウトプットや、資格の勉強など

まとまった時間を使って色々とチャレンジする選択肢もあったかなと思います。

とはいえ、家族との時間も大切なので、

長い人生を考慮して何が正しいのかは分かりませんが。

 

周りを見ていても、0歳児の頃に認証保育園に預けているケース、

けっこうあるんですよね…

産後の肥立ちもそこそこに、みんなパワフルだなーと思います。

 

育児と仕事をどうやって両立するか②~信頼できる預け先(保育園、幼稚園)を見つける~

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子どもを持ちながら働くうえで大切なこと、それは

「自分が安心して子供を預けられる、信頼できる場所(保育園、幼稚園)を見つけること」

だと思います。

大人にとってはあっという間に過ぎてしまう一年も、子どもにとっては人生が始まったばかりの大切な時間。

乳児、幼児にとっての一日はとても長くて、

毎日見るもの、触れるものがその子を形作っていく、原体験となる貴重な日々です。

そんな日常を過ごす場所は、可能な限り親が納得する所であって欲しいと願い

産まれる前から保活情報は入念にチェックしていました。

 

信頼できる保育園(幼稚園)を見つけるというのは、

以前ほどではないとは言え保活激戦区の都内において0歳児、1歳児クラスは入園を勝ち取ることすらまだまだ厳しいですし、

年少から幼稚園への転園を考える場合も、壁がたくさんあります。

私は運よく希望の園にご縁がありましたが、当時は本当に大変でした。

保活を成功させるための心得として、私なりに感じたポイントは以下です。

 

どんな園も、絶対に一度は見学に行く

どんなにHPが充実していても、知り合いが多く通っていて評判が良いとしても

絶対に自分で足を運んで保育中の様子を見ることをおすすめします。

園の方針、雰囲気、園児の様子、表情…

目で見て初めて分かること、聞いた話と違う、

自分の家庭との相性など、多くの情報を得ることができます。

セキュリティの厳しさ、衛生管理、安全性に配慮したレイアウトなど

親御さんによって気になるポイントも違うので、

安心して我が子を預けるために事前にチェックした方が良いです。

 

せっかく気に入った園が見つかっても、

なかなか入れない…といったケースも多いと思いますが、

<認可園の場合>居住区の点数表によく目を通す

ご存じの通り保育園は点数制で、住んでいる自治体によって自分が獲得できる点数が異なるため、

居住区の点数表を事前にしっかりチェックすることがマストです。

きょうだい加点、居住年数による加点に加え、職場復帰前に無認可保育園に数か月預けることで加点されるといったケースもあります。

自分が有利になる区に引っ越すというのも、ひとつの戦略だと思います。

 

<認証、無認可園の場合>妊娠中から見学を始める

認証保育園は、居住区も関係なければ点数も見ないため、

とにかく早く申し込む、ウェイティングリストに入れてもらうことが大切です。

私は妊娠中から見学を始めて、徒歩圏で行けるところから

電車で2駅くらいまでは範囲に入れてウェイティングしてました。

認証は100人待ちもザラで、認可に決まると抜けていく人もいますが

枠も少ないので、安心材料のためにも早め早めに動くことがポイントです。

 

無認可園も人気のところはすぐ埋まってしまうため、

ここなら納得できるというところを見つけたらリストに名前を入れておくことをおすすめします。

 

保活の話は書き出すと長くなってしまいます…

1歳児クラスだと「きょうだいがいる人しかいないじゃん!」という園もあるので

口コミ、ネット情報、SNSなどタイムリーな情報を複合的に収集していくのが秘訣かもしれません。

育児と仕事をどうやって両立するか①~最初の職場復帰で挫折した私~

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子どもを産む前は企画職で労働時間の長い仕事をしていました。

異動希望を出してやっと叶った念願の部署…

産休前の面談で、

「育休明けも、同じように働きたい。ペースダウンしたくない」

と当時の部長面談で話していたくらい、モチベーション高く頑張っていたのです。

が………

一年の育休を経て、戻ってきた最初の一年は本当に大変でした。

保育園に9時に預けて、ダッシュして職場に行き、一日クタクタになって18時のお迎えに間に合うように滑り込むようにギリギリの電車に乗る…

時短勤務だったので、周りからは楽だと思われていたかもしれません。

かくいう私も、

「時短勤務って楽そうだな~早く帰れていいな」

と思っていました。

実際は、退勤時間が決まっている中でタスクを終わらせなくちゃいけないプレッシャーの方が、残業をダラダラしていた頃よりも辛かった。。。

マイペースに9時間以上働くより、急いで仕事を詰め詰めにする7時間の方が精神的にピリピリするので大変で、これは実際に体験してみないと分からないのかも。

精神的に疲れてしまって、人事面談で参っていることを正直に話して配置転換することになったのです。

現場を離れることを、子どもを産む前は想像していなかった。

でもそのくらい、育児と仕事の両立は大変でした。

色んな葛藤があったので、続きは別のエントリで書きたいと思います。

 

在宅勤務で子育てをすることについて

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私の職場は2年前から在宅勤務に切り替わり、今では9割型自宅で仕事をしています。

ずっと朝から夜まで保育園の送り迎えと自宅を行き来する生活だったので、生活の変化にとても戸惑いましたが、今ではとても時間に余裕を持ちながら子育てができているように思います。

リモートワークのメリット

・昼休みの時間帯に夕飯の仕込みができる

・子供の体調が悪い時に中抜けして迎えに行きやすい

・仕事が終わらない時、一旦中断して子供が寝てから続きをすることができる

毎日会社に行かなくてもよくなってから、家を引っ越したり、都心に住む必要性がなくなり生活の自由度が上がったと言う同僚がたくさんいます。

ワーキングマザーだったら、リモートワークどのぐらいできるか、制度としてあってもどのぐらい活用できるかはこれから働く上でチェックポイントになってくるのではないかと思います。

娘に将来の夢を聞いたところ、

「ママと同じおしごとがいい!パソコンを使いたい!」

なんて言っているので、私と同じように内勤のPCを使う仕事に就く可能性もあるかも…